[写真]秩父線秩父駅

秩父駅は、埼玉県秩父市の中心市街地にある秩父線(秩父鉄道)の駅です。
2014年に開業100周年を迎えました。秩父三社のひとつ「秩父神社」の最寄り駅です。

秩父地域地場産業振興センターのビル1階が改札となっており、ホームへは改札内の地下道で渡る形になっています。

熊谷駅からは1時間~1時間15分くらい、御花畑駅からは約2分、三峰口駅からは約25分かかります。

西武線西武秩父駅(西武駅)は、隣の御花畑駅が最寄り駅です。秩父駅と西武秩父駅は、徒歩移動は可能ですが離れていますのでご注意ください。

[写真]駅前
駅前

[写真]SLパレオエクスプレス
SLパレオエクスプレス

[写真]1000系電車と武甲山
昔の風景 1000系電車と武甲山

地場産センター

秩父地域地場産業振興センターは、秩父駅のほか、物産館、展示コーナー、レストランなどが入るビルになっています。普通「地場産センター」と呼ばれますが、「地場産業センター」などと表示されることもあります。

改札横の1F物産館では、秩父地方の各種地場産品やお土産などが販売されています。

「あの花」

秩父駅は、駅前の開運案内板(燈籠)「どこいくべぇ」が、アニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(あの花)の第1話に登場します。
また劇場版では、駅前の屋根下なども登場しています。

地場産センター1階の物産館には、「あの花」のコーナーがあり、関連商品が販売されています。

[写真]地場産センター
[写真]地場産センターの「あの花」案内

バスのりば

秩父駅からは、秩父地方各地へ向かう路線バスに乗ることができます。西武観光バス(西武バス)のほか、秩父市営バス浦山方面の路線もあります。

西武観光バスは西武線西武秩父駅(西武駅)を発着し、多くの路線が秩父市街地から秩父駅を経由して各地に向かう形で運転されています。

なお、西武駅を発着する路線バスのうち、一部は秩父駅を経由しません。

このうち、小鹿野町営バス(両神方面)の路線は、隣の御花畑駅から徒歩で西武駅のバスターミナルに行き町営バスに乗車する方法と、秩父駅から小鹿野方面の西武バスに乗り小鹿野町役場で町営バスに乗り換える方法(ただし別料金。乗り継ぎの時刻の確認が必要)があります。

西武観光バスの三峰神社線は、秩父線の終点三峰口駅で乗り換えることができます(時刻の確認が必要)。

[写真]バスのりば
バスのりば

秩父セメント引込み線跡

以前は秩父駅から東に向けて、秩父セメント(現・太平洋セメント)の秩父第一工場(第1セメント)への引込み線が伸びていました。

工場への線路は撤去されましたが、大野原側と御花畑側の両方から入れるようになっていたデルタ線(三角線)の線路跡があります。
また、国道140号線には引込み線を越えていた陸橋が残っています。

秩父第一工場はすでに解体され、現在は敷地の一部が「道の駅ちちぶ」やショッピングセンター「ウニクス秩父」として利用されています。

旧秩父駅舎

1914年(大正3年)10月に秩父線は秩父駅まで延伸しました。2014年に開業から100周年を迎えています。

昔の駅舎は、聖地公園に移築されて保存されています。普段は内部は公開されていませんが、お彼岸の時期など年に数回公開され、無料休憩所として開館しています。

[写真]旧秩父駅舎
国の登録有形文化財 旧秩父駅舎(※聖地公園に移築)

リンク

秩父鉄道(電車時刻表など)
http://www.chichibu-railway.co.jp/station/28_chichibu.html

西武観光バス(西武バス-秩父エリア)
http://www.seibubus.co.jp/rosen/chichibu/

秩父市(秩父市内路線バスのご案内-市営バス浦山線の時刻表もあり)
http://www.city.chichibu.lg.jp/menu2056.html

隣の駅

大野原駅

御花畑駅

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